お知らせ
実用化事例
- 炭素繊維補強工具の開発
- SiCパワーデバイス使用高周波インバータユニットの開発
- 3Dプリンタを利用したデジタル温調内蔵型はんだこての開発支援
- U字溝蓋昇降機の強度解析
- 配線作業支援システムの実用化
- EMC技術による製品開発等支援
- 難燃性マグネシウム合金を使用した天井板落下防止用耐震部材開発支援
- 輸送機器用アルミフレームの開発
- 「ぽろたん」を使ったレトルト焼き甘栗の開発支援
- 新しいタイプの「鶏肉加工製品」の開発支援
- 樹脂製ロープの紫外線劣化試験による品質検証支援
- 医療用チタン合金極細線の高品質・低コスト生産技術の開発
- 型紙捺染による手紬糸の絣染色
- 重要無形文化財結城紬伝承事業のための絣設計図案作成
- 両面薄畳の開発支援
- 1人用炊飯土鍋の開発支援
- 落とし還元焼成の製品化支援
- 笠間焼の焼成における熱履歴の測定方法の検証
技術開発事例
試験研究事例
- 画像処理による風力発電ブレード欠陥検出技術の開発
- 長期どりトマトの高軒高ハウス・炭酸ガス施用等を活用した効率的・効果的増収技術の開発に関する試験研究事業
- 誤嚥性肺炎を予防するための非侵襲・安全な嚥下機能計測評価手法に関する調査研究事業
- テーラードブランク材の加工技術開発
- 難加工材のオイルレス旋削加工の開発
- 貴金属めっき廃液からの高効率金属回収システムの開発に関する試験研究事業
- 環境負荷の少ない表面処理技術に関する試験研究事業
- 菌種による発酵漬物の香り変化の解明
- 常陸牛の香りの研究
- シャリシャリしにくい納豆菌の開発
- おいしい小粒納豆を造るための品種選抜システムの開発に関する試験研究事業
- 高次構造解析によるプラスチック再利用成形加工技術の高度化に関する試験研究
- 編織技術を活用した炭素繊維強化樹脂の加工性向上に関する試験研究
- 3Dデジタルものづくり研究会
- 次世代自動化システムフォーラム
- ものづくり技術研究会
- 表面処理技術研究会
- 清酒製造技術研究会
- 繊維強化樹脂研究会
- 消費者モニター活用による商品開発研究会
- 陶磁器釉薬技術研究会
- やきもの焼成技術研究会
- 県産大豆の納豆加工適性比較(普及に移すべき品種の選定における農商工連携)
- 笠間産資源を原料とする釉薬の開発
研修事例
- 微生物管理技術研修
- 日本酒の造り方を学びましょう!!(清酒製造研修)
- 結城紬後継者育成研修
- 笠間焼後継者育成研修
- 食品加工技術研修(製造法の違いが煎餅の物性に与える影響の調査)
- SRモータ制御マイコンの開発者育成
活動事例
- 企業等に向けた活動・イベント事例
- つくば産業フォーラム活動報告
- 茨城県工業技術研究会への活動支援
- 糸引きの少ない納豆「豆乃香」開発に係る取り組み
- 茨城・栃木県結城紬研究試作品合同展示会の開催
- 第7回日本マグネシウム展in東京ビッグサイト2015
- 笠間焼の海外への販路拡大支援
- デザイナーとのコラボによる笠間焼の普及啓発活動
- 海外規格相談・事前評価試験等の取り組み
発刊にあたり 平成28年2月
日本のマクロ経済の回復基調が遍く企業に行き渡るまでに長らく時間を費やしている間に,中国の景気減速懸念やTPP,中東地域の情勢悪化が及ぼすエネルギー問題など,世界を取り巻く次の大きな波が押し寄せようとしています。企業の皆様におかれましては,基本に立ちかえり,自社の強みを生かした新製品・新技術の開発に挑戦されているものと思います。
さて,平成27年度,当センターは「人財育成を通じて,いばらき産業大県のさらなる発展」を掲げ,スタートいたしました。
ヒト,モノ,カネのヒト=人財が企業の中長期的発展の根幹であること,特に研究開発人材の育成が重要であるはずとの考えのもと,我々は企業支援活動を行ってきました。研究会活動や受託研究のなかから,企業が求める人材育成にいくらかの貢献ができたのではと思っておりますし,さらに強化していくつもりです。
平成27年度も,企業の皆様の製品化・実用化に繋げるべく,技術相談や受託研究などの技術支援型業務を中心に,成長分野を支える基盤技術の開発としての重点研究や研究会など,提案型業務を進めてまいりました。
また,技術支援型業務では,近年の機器拡充の利点を大いに活かしながら,依頼試験,設備使用をこなし,当センターの制度活用の促進を図ってまいりました。
以上のような業務活動を通し,平成27年の製品化・実用化,技術開発に結びついた成果事例をご紹介いたしますので,ご高覧いただければ幸いです。
茨城県工業技術センター
センター長 武者 也寸志