お知らせ

平成29年 成果集

実用化事例

技術開発事例

試験研究事例

研修事例

活動事例


発刊にあたり 平成30年2月

昨今,「AI」の語を見ない,聞かない日はありません。国内人口はすでにマイナス2次曲線の極大値ポイントを通過しています。AIがもたらす国内外の社会変化は,このあとプラスの2次曲線を駆け上がって行くものと想像されます。それら大きな変化に日本もしっかり対応していかなければなりません。AI社会も根幹は人間であるはずと考えると,やはり足元でやるべきことは,人材の確保であり高度化となります。もちろん,センター内部の人材育成も不可欠かつ重要な要素と考え,ステップアップしていく所存です。

さて,平成29年度が始まるにあたり,当センターは「頼られるセンターとして,いばらき産業大県を力強く支援」を掲げ,成長産業を支える基盤技術の研究開発はもとより,受託研究においても提案型となるタイプを数多く推進してきました。また,前年度に引き続いて人材育成の事業をコアに,技術相談や依頼試験・設備使用を通し,企業の皆様の製品化・実用化を支援してきました。その成果をここに紹介したいと思います。ご高覧いただければ幸いです。なお,本成果集がお手元に届く頃には,当センター本所には新たなIoT/食品棟が完成しているはずです。より高度で,利用しやすいセンターを,ご活用下さいますよう。

茨城県工業技術センター
センター長 武者 也寸志