お知らせ

平成18年度 成果集

大型プロジェクト

実用化事例

技術開発事例

重点研究

研修事例

PR活動事例


発刊にあたり

株価の上昇やデフレの脱却,日銀貸付利率の引き上げ,雇用の拡大など,国内の景気は長かった不景気を脱却し,徐々に回復の兆しを見せております。

平成18年度,当工業技術センターは「困ったときは,まず!茨城県工業技術センターへ」を掲げ,技術相談や受託研究など,企業からの依頼による技術支援型業務を7割,大型プロジェクトや重点研究など,当センター提案型業務を3割と位置づけスタートいたしました。

特に技術支援型業務では,企業の生産現場にご用聞きにお伺いすることで,日常的な生産活動やビジネス展開での技術相談,各種分析や強度試験などの依頼試験,研究設備開放といった当センターの制度活用促進を図って参りました。

また,共同研究・受託研究は企業が使いやすいようにいつでも受け付け,高度な研究機器の活用や当センター職員の持っているノウハウにより,自社単独では解決が難しい場面にも対応してまいりました。

提案型業務では,昨年度から継続している「茨城マグネシウムプロジェクト」が芽を出し始め,今年度からは新たな取り組みとして「化学プラント検査技術」を始めております。ここに,平成18年度の商品化・製品化,実用化,技術開発などの成果の一例をご紹介いたしますので,ご高覧頂ければ幸いです。

平成19年3月
茨城県工業技術センター
センター長 藤沼良夫