お知らせ

令和2年 成果集

製品化・実用化・ビジネス創出事例

技術開発事例

試験研究事例

研修事例

活動事例


発刊にあたり 令和3年3月

梅の花も満開となり、偕楽園も梅まつりで賑わいを取り戻しました。茨城県独自の緊急事態宣言も解除され、習慣となった手洗い・マスク等の対策とワクチンの接種開始で、春の訪れと共にコロナ禍の暗い冬からもようやく抜け出せそうな光明が見えてまいりました。

コロナにより働き方や流通、我が国のIT環境は劇的な変化を続けており、新たなビジネスへ向け、チャレンジする環境は整いつつあります。企業の皆様におかれましては、この1年、耐え忍びながらも、次への飛躍に備え十分な充電をしてこられたと期待しております。

このような状況下、当センターでは、これまでの製品開発や人材育成等の支援による産業競争力強化や地域経済振興に加え、昨年度から、「イノベーションの創出促進」を新たに基本方針に加え、「先導的研究開発の推進」や「新たなビジネス創出」に必要な各種研修、研究会やコワーキングスペースの運営を始めるなど、DXの実現を目指した皆様のチャレンジ支援メニューの充実を図ってまいりました。

本成果集では、イノベーション創出の取り組み事例、センターの技術支援による企業の製品化・実用化事例、更には先導的な研究開発の成果の一部を掲載いたしました。

各事例や事業紹介をご覧になり、センターの支援内容や開発背景などをご理解頂くことで、利用企業の皆さまの更なるイノベーションのきっかけになるとともに、WITHコロナ・AFTERコロナに向けた、当センターの利用促進に繋がることを期待しております。

最後に、本成果集の発刊にあたり、ご協力をいただきました企業・関係機関の皆さまに心から感謝申し上げます。

茨城県産業技術イノベーションセンター
センター長 大力 賢次