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発表

日本農芸化学会2025年度大会で研究成果を発表しました

発表

日本農芸化学会2025年度大会において、当センター技術支援部フード・ケミカルグループの飛田 啓輔 主任研究員が、発酵食品由来微生物の免疫機能に関する研究成果を発表しました。

 

【名 称】

日本農芸化学会2025年度大会

 

【日 時】

2025年3月7日(金)

【発表者】

飛田 啓輔

[共同研究者]澤畠 真名美、野口 友嗣(茨城県産業技術イノベーションセンター)

 

【主 催】

公益社団法人 日本農芸化学会

 

【会 場】

札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)

 

【タイトル】

マクロファージの多機能性に着目した免疫評価モデルの作成と発酵食品由来微生物の免疫調節機能の探索

 

【内 容】

免疫細胞の一種である“マクロファージ”は、アレルギー反応やウイルスからの感染防御において重要な役割を果たすことが分かっています。当センターは、このようなマクロファージの多機能性に着目し、細胞レベルで食品素材の免疫機能を評価できる“フードアレルギー細胞評価モデル”と“ウイルス感染細胞モデル”を開発しました。さらに、これらの細胞評価モデルを用いることで、納豆菌や漬物から発見した乳酸菌などの発酵食品由来微生物が、ウイルス感染を予防したり、フードアレルギーを改善する可能性を細胞レベルで示しました。今後は、これらの発酵食品由来微生物を用いてヘルスケアや健康長寿に貢献できる機能性食品の開発を進めていく予定です。

 

【関連情報】

 

【お問合せ】

茨城県産業技術イノベーションセンター
技術支援部 フード・ケミカルG(食品系)
TEL:029-293-7497 / FAX:029-293-8029
E-mail:food_chemical2(at)itic.pref.ibaraki.jp
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