お知らせ

成果

職員がSATテクノロジー・ショーケース2024においてベスト産業実用化賞を受賞しました

成果

この度、つくばサイエンス・アカデミーが主催するSATテクノロジー・ショーケース2024の一般ポスター発表において、当センター研究推進グループの石川卓主任がベスト産業実用化賞を受賞しました。

 

【受賞内容】

〇発表タイトル

「アルコール濃度推定による日本酒製造工程のスマート化」

〇概 要

日本酒製造の発酵工程ではアルコール濃度を発酵状態の指標としている。しかし、このアルコール濃度の計測にはその都度サンプルの採取が必要となり、リアルタイムかつ連続的に把握することが困難であるという課題があった。

その課題に対して、本研究では、汎用センサによるアルコール濃度推定手法を開発し、発酵状態をリアルタイムかつ連続的に可視化する仕組みを構築した。これにより、適切な発酵管理、さらには品質の安定化につながることが期待される。なお、本手法については、現在、特許出願中である。

詳細はこちら

 

 

【SATテクノロジー・ショーケース2024について】

〇内 容

研究者・技術者が最新の研究成果やアイディア、技術について1分間のプレゼンテーションとポスター展示を行う。(2001年度より開催し、今回で23回目)

〇開催日

令和6年(2024年)1月25日(木)

〇場 所

つくば国際会議場

〇発表件数

93件(一般ポスター発表)

 

[ベスト産業実用化賞の概要]

一般ポスター発表にエントリーした発表の中から、参加者の投票により、産業技術への応用が進んでいると認められるものに授与される賞(2件)。