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成果

共同研究の成果が日本家政学会誌に掲載されました

成果

当センターと株式会社鈴木ハーブ研究所(那珂郡東海村)との共同研究の成果を取りまとめた学術論文が一般社団法人 日本家政学会*1が発行する日本家政学会誌に掲載されました。

 

*1 家政学に関する研究の進歩と発展を図り、人間生活の充実と向上に寄与する目的で1949年に設立された学術団体。日本学術会議の登録学術団体。正会員数1,959名(2024年3月31日現在)。

日本家政学会のホームページはこちら(外部リンク)
https://www.jshe.jp/index.html

【掲載誌】

日本家政学会誌 75巻10号掲載(2024年10月15日発行)

 

【題 名】

詰め替えた化粧水における菌数と使用感の経時的変化の調査

 

【著 者】

家田 与志子*2、野口 友嗣*3、片岡 祥幸*2、飛田 啓輔*3

*2 株式会社鈴木ハーブ研究所
*3 茨城県産業技術イノベーションセンター 技術支援部 フード・ケミカルグループ

 

【内 容】

化粧品業界では環境保護などの観点から「詰め替え用製品(リフィル)」を採用する企業が増えています。しかし、リフィルから繰り返し補充して使用される化粧品の使用期限については明確な基準がなく、各企業やユーザーに委ねられているのが現状です。2021年度にヵ当センターと鈴木ハーブ研究所が実施した共同研究では、詰め替えた化粧水において生菌数や使用感の変化を調べました。モニターによる検証実験の結果、6ヵ月間にわたり化粧水をボトルに詰め替えて使用した場合においても、衛生面において問題なく使用することができることがわかりました。これらの知見によって、お客様が「詰め替え用製品」を安心して使用していただくきっかけになることが期待されます。

 

[関連情報]

茨城県産業技術イノベーションセンター 令和4年 成果集 p.13
「化粧品の詰め替え用エコパックの開発」
https://www.itic.pref.ibaraki.jp/publication/doc/result/r4/R4_p.13.pdf

 

【お問合せ】

茨城県産業技術イノベーションセンター
技術支援部 フード・ケミカルG(食品系)
TEL:029-293-7497 / FAX:029-293-8029
E-mail:food_chemical2(at)itic.pref.ibaraki.jp
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