レポート
講座

2021年8月3日(火)、コワーキングスペースにて、アプリケーション開発基礎講座が開催されました。この講座では、PC、スマートフォンどちらでも利用可能なWebアプリケーションの技術要素の学習、演習テーマに則したサービスを開発をしていくスタイルで研修を進めました。講師は、インストラクションよりメンタリングに近い形で接し、ご自身の業務においてもWebアプリケーションが開発できるよう疑似体験して頂きました。
Webアプリケーションとは
この講座は以下の内容で学習が実施されました。
- Webアプリケーションとは
- HTTPとは
- URIとは
- アプリケーションの設計(MVCパターン)
- Webアプリケーション用のフレームワーク
今では日常的に使用しているWebアプリケーションは、どのような仕組みで動いているのか、専門用語も交えて基本となる技術を学習して頂きました。
FlaskによるWebアプリケーションの構築


技術要素の学習に続き、実際に開発の体験をして頂きました。 使用した開発環境は、Flaskというフレームワークです。Flaskは、プログラミング言語Python用の軽量なWebアプリケーションフレームワークです。 アプリケーション設計の基本となるMVCパターンを軸に以下の実装を体験して頂きました。
- Controllerの実装(MVCのC)
- Viewの実装(MVCのV)
- Modelの実装(MVCのM)
参加者の中にはプログラムを書くことが初めての方もおられ苦戦されているシーンも見受けられましたが、演習テーマを順次クリアしていくことで、Webアプリケーションがどのような内容で開発されているのか体験していただけたと思います。

【講師】
株式会社富士通ラーニングメディア認定講師
インフォスキーマ・ITスペシャリストオフィス 経営情報学修士 森 哲三 氏
【略歴】
キヤノン(株)にてコンシューマ製品から産業機械にわたり研究/製品開発を担当し、ハードウエアからソフトウエアまで幅広い技術開発に従事した。
また米国シリコンバレーや印バンガロールのソフトウエア企業との実務にも詳しい。
現在は富士通ラーニングメディア認定講師・株式会社DAN契約講師としてIT技術教育に注力しており、組込み機器/IoT、Webアプリケーション、クラウド、機械学習の技術領域で活動中。