レポート
講座

2020年8月24日(月)-25日(火)、27日(木)の計3日間、コワーキングスペースにて、アプリケーション開発実践講座が開催されました。PC、スマートフォンどちらでも利用可能なWebアプリケーションの開発を3日間かけて行いました。各技術要素の学習を進めた上で、自らの力で、演習テーマに則したサービスを開発をしていくスタイルで研修を進めました。講師は、インストラクションよりメンタリングに近い形で接し、ご自身の業務においてもWebアプリケーションが開発できるよう疑似体験いただきました。ただ、難しい内容も多数組み込まれており、苦戦されているシーンも見受けられましたが、演習テーマを順次クリアしていくことで、達成感を得られていました。
IoT・AI等活用人材育成講座(参加無料)
経営者向け、IT初級者向け、IT中級者向けに、それぞれ講座を開催します。本講座はIT中級者向けに開催
7月開講(集合・オンライン)
ユーザー行動の可視化
Webアプリケーションを開発する前段階として、ユーザー価値を設計するため、 ペルソナ/カスタマージャーニーマップ/画面構成-遷移図 を制作しました。ユーザーが困っている事、欲していることが、サービスに組み込まれているか、いないかが、仮説検証できていました。

サービス開発(演習テーマ)
自転車に関わる演習テーマ、ポタリングサービスの開発を要件定義-サイト設計から実装、テストに及ぶ基本的な流れで構築しました。また、技術要素として、CSSライブラリのBootstrap、Webアプリケーション用フレームワークのFlask、マルチプラットフォームで動作可能なプログラミング言語のPython等を使用しました。

サービス開発(自主テーマ)
最終日は、短時間ハッカソンと題し、上述した演習テーマの拡張を行う、またはご自身のテーマで自主開発のアプリ制作を行えるよう、開発環境を整備しました。現地、東京の講師と連携しながら、独自制作のサービスを開発しました。


【講師】
株式会社富士通ラーニングメディア認定講師
インフォスキーマ・ITスペシャリストオフィス 経営情報学修士 森 哲三 氏
【略歴】
キヤノン(株)にてコンシューマ製品から産業機械にわたり研究/製品開発を担当し、ハードウエアからソフトウエアまで幅広い技術開発に従事した。
また米国シリコンバレーや印バンガロールのソフトウエア企業との実務にも詳しい。
現在は富士通ラーニングメディア認定講師・株式会社DAN契約講師としてIT技術教育に注力しており、組込み機器/IoT、Webアプリケーション、クラウド、機械学習の技術領域で活動中。