レポート
講座

8月4日(火)-5日(水)、17日(月)-19日(水)の計5日間、コワーキングスペースにて、IoT/Pythonを活用したデータ活用講座が開催されました。 Raspherry Piを用いたセンサープログラミング 、 クラウドサービスへのデータ送信 、 AI・機械学習 、 Pythonによるデータ分析 を、講義と実践を交えた形式で学習しました。ハンズオンではなく、自ら考えてプログラミングを行う時間を多く設け、講師とのコミュニケーションから演習問題を突破していくスタイルを採用しました。学習内容が難しいだけに、意図したソフトウェアの動作が見られた時は、技術力向上の手応えが得られており、内容の濃い研修になっていました。
IoT・AI等活用人材育成講座(参加無料)
経営者向け、IT初級者向け、IT中級者向けに、それぞれ講座を開催します。本講座はIT中級者向けに開催
7月開講(集合・オンライン)
Pythonを用いたセンサープログラミング
各種センサーを、Pythonを利用して制御しました。チルトセンサーを用いて傾きを検知したタイミングでLEDを点滅、加速度センサー・温度湿度センサーで取得できたデータをファイルに出力、カメラで撮影した画像をファイルで出力。このように、各種センサーが収集するデータの活用を多様なパターンで行いました。

データとクラウド
実際に収集したデータを、クラウドに蓄積するための処理を行いました。 データは、時系列や比較に使うことが多く、一定量のデータを蓄積することで分析が可能になります。これらのデータ処理・分析を行うために必要な環境を、 Microsoft Azureのストレージデータサービスを使用して、 実行しました。

AI・機械学習
AIは、大別すると機械学習とディープラーニングがありますが、それ以外にも、線形回帰・ランダムフォレスト等の学習の仕組みは存在しており、目的に合わせて適切な手法を選択して分析結果をフィードバックしていくことが重要になります。 今回は、AI・機械学習のキーワードを整理しながら、データ活用を成功裏に導くための一連のプロセス・勘所、トラディショナルな統計学からAIで利用される機械学習までの多様なデータ分析アプローチの観点を習得いただきました。


【講師】
株式会社富士通ラーニングメディア
データサイエンティスト 拝野 晃希
【略歴】
データサイエンディスト、インストラクターとして、IoTを起点にデータサイエンス、特にビジネスインテリジェンスに関する手法、テクノロジー等を広範囲にわたり担当。データ活用に関わる技術を中心に、デジタル技術関連のコースを開発し、多数の実施実績を持つ。近年では、製造、農業、行政等で技術メンタリング担当や、量子コンピュータ領域での教育連携を展開。
専門分野
- ビジネスインテリジェンス関連講座
- QlikView Designer/Developerセミナー
- IoT利活用セミナー
- UNIX/Linux 関連講座
- QlikView Designer
- QlikView Developer