レポート
講座

7月17日(金)、オンライン上にて、経営者向けDX推進ワークショップが開催されました。 IoT・AI等活用人材育成講座は昨年度からの継続開催になります。デジタル技術の活用やスキルアップを図るべく、活発な議論が交わされました。 県内企業14社が参加。オンライン開催だからでしょうか、県央・県南・県西・県北と大変広域からご参加いただきました。 ワークショップでは、「DXとは、そもそも何なのか」「デジタル技術の活用と自社構想中のビジネスアイデアの親和性はあるか」「データを扱う重要性は理解したが、そのデータをどう調達すべきか」など、様々な切り口から対話を行いました。
IoT・AI等活用人材育成講座(参加無料)
経営者向け、IT初級者向け、IT中級者向けに、それぞれ講座を開催します。
7月開講(集合・オンライン)
経営層向けDXワークショップ(キーノートスピーチ)
「DXによる価値創出のポイント」を題目に、長年DX推進を携わっている西尾敬広氏(富士通クラウドテクノロジーズ株式会社ビジネスデザイン本部データデザイン部)から、 デジタル時代のデータを活用したビジネス創出 についてご紹介いただきたました。 特に、 「課題ドリブンで考える」「Data is King」「失敗する可能性の高いDXプロジェクト」 は、質疑の状況を踏まえ、参加者の関心度の高さがうかがえるリアクションがありました。
経営層向けDXワークショップ(ワークショップ)
DX推進には、 有用性、優位性、収益性/実現性、持続可能性、共鳴性の5点をマルチに思考 していくことが重要である旨、ワークショップを通じて体験いただきました。 オンライン上でチームを組み、自社の課題テーマを基に、他社との対話を通じて、より良い事業の形態をデジタル活用基軸で模索しました。自社だけでは発想できない切り口のアイデア、アドバイスを取り入れたデジタル企画の種が多数生まれました。

【講演者】
富士通クラウドテクノロジーズ株式会社 ビジネスデザイン本部
データデザイン部 シニアマネージャー 西尾敬広 氏
【略歴】
2010年「ニフティクラウド」の立ち上げに参画,マーケティング活動の全域を担当し国内No1クラウドサービスへと成長。2015年IoTデザインセンターを立上げオムロン,ルネサンスなど多くの事業会社とのオープンイノベーションを実現。2018年AI活用にて多くのナショナルクライアントの支援を継続中。 特に、現在は顧客企業の事業課題をデータで解決支援、不動産、飲食チェーン、メーカーなど、 AI を含む複数のデータ活用プロジェクトを現在進行形で統括支援
【講師】
富士通ラーニングメディア 飯田 哲也
【略歴】
社内起業家(Intrepreneur)
組織が持つアセットを最大限活用することを前提に、外部アセットとのコラボレーションから、従来とは異なる事業を生み出す。お客様の成果と成長を伴奏支援し続けていくことに強い気概を持ち、現場に立つ。計9年間で70社、2,000名の人材・組織・事業開発の支援実績を持つ。
共創空間「CO☆PIT」を9年前に立上げ、ビジネス展開
業種/階層を超えた共創を軸とした人材育成・組織開発・事業開発を支援
デジタルテクノロジーを起点としたアイデアソン・ハッカソン/伴走コンサルティングを展開、人材育成メディアGRIT の展開
内閣府リリース「経営デザインシート」を活用した場のモデレーション、実践トレーニングを展開
本事業では、講座全般担当、Co-Working運営、ビジネスモデル開発時のデジタル化支援、及びメンタリング担当
