□招待講演
近年,電気自動車が注目される中,リチウムイオン電池の生産性向上させるために樹脂材料を適用した,
全樹脂電池の開発が進められています。特にリチウム電池の電極等には,導電性フィラーとして展開され
ているカーボンナノチューブとプラスチックを複合化した素材の採用が進んでいます。その規模はフィラー
販売量でみると,世界規模で年間2000t程度となり,拡大しています。
本講演では,カーボンナノチューブの現状とゴム・プラスチック複合材料への展開について講演します。
さらに,カーボンナノチューブの導電性以外の用途についても紹介します。
□繊維高分子研究所の新規導入機器及び新技術紹介
研究所で導入予定の新規機種の紹介や実施している研究を紹介します。
記
1.開催日時
令和元年11月7日(木) 14時00分〜17時00分(13時30分より受付開始)
2.開催場所
茨城県産業技術イノベーションセンター 繊維高分子研究所 (結城市鹿窪189)
3.開催内容
□招待講演
「注目される新素材カーボンナノチューブを用いた新しいゴム・プラスチック複合材料について」
産業技術総合研究所 招聘研究員 友納茂樹 様
□繊維高分子研究所の新規導入機器及び新技術紹介
①「新しいJISに対応したプラスチック材料試験機(万能試験機)の導入と
量子線を使用した材料分析について
②「PPの高次構造に着目した劣化メカニズムの解析」
③「射出成形性の向上を目的とした金型表面処理層の熱物性の評価」
繊維高分子研究所 職員
4.申込書および詳細
以下の申込書にご記入の上,10月31日までにお申し込みください。
申込書および詳細(PDFファイル)
5.受講料
無料
6.主催
茨城県産業技術イノベーションセンター繊維高分子研究所
7.共催
茨城県プラスチック振興会
8.お問い合わせ先
茨城県産業技術イノベーションセンター繊維高分子研究所
担当:高分子材料グループ
電話:0296-33-4154
FAX:0296-33-2953
E-mail:sozai2●itic.pref.ibaraki.jp
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